足長クジラの落書き帳

drawings by long-legged whale

ドローイング(02/26-03/03)

 土日祝日くらいしか趣味に時間を割けないのと、あとは単純に寒いのとでモチベーションが低下中。落書き用のスケッチブックは買ったものの、ラフのラフのそのまたラフが何枚か描いてあるだけ...。

 

 ところで、私がAmazonに『やさしい人物画』(ルーミス本)の星1レビューを投稿したのが4年ほど前のこと。最近ちょっと気になることがあり、久しぶりにレビューを覗いてみたのですが、状況はあまり変わっていない様子。

 過去記事で何度も書いていますが、人体ドローイングの技法書で解説されている「人体の描き方」は基本的にどれも同じで、分かりやすさに違いがあるだけです。ならば、分かりやすい技法書を使った方がいいに決まっています。

 それなのに、初心者はなぜか「やさしくない」という意見もあるルーミス本に手を出してしまい、解説を読んでもよく分からず、作例を描き写しても手応えがなく、モヤモヤしたまま模写を繰り返しては、ただただ時間を浪費する...。

 多分、同じことが『人を描くって楽しいね!』『モルフォ』にも当てはまるんじゃないでしょうか?ひたすら作例の模写を繰り返していれば、いつか覚醒して人体を描けるようになるはず!なんていうのは都合のいい幻想です。

 

 「技法書・解説書について」カテゴリーから、関連する過去記事のリンクを貼っておきます。スケッチの記事についてはコメントを読んで下さい。

私の使った「人体ドローイング技法書」 - 足長クジラの落書き帳

『やさしい人物画』は本当に必要なのか? - 足長クジラの落書き帳

『たてなか流クイックスケッチ』について - 足長クジラの落書き帳

スケッチ(02/21-02/27) - 足長クジラの落書き帳

 

 また、しばらく新しい技法書のチェックをしてないので、私の知らない良書が出ているのかもしれませんが、初心者向けとして『グレン・ビルプ』『たてなか流』の2冊を、+αとして『マイケル・ハンプトン』を推しておきます。

 Amazonの商品リンクも貼っておきますが、ポチらなくてもいいので、書店や図書館で実際に内容を確認してみて下さい。とくに『グレン・ビルプ』『たてなか流』の2冊は、パラパラッとではなく、解説も読んでほしいですね。

 

 おまけ。技法書関連の過去記事を見直していて、なんとなく「ザックリ模写でもやってみるかぁ...」と思い、『葬送のフリーレン』の公式ページでキャラ紹介イラストを参考に描き始めたものの、途中で面倒臭くなって力尽きてしまった。

 以前のように「ジェスチャー→フォーム→ディテール」という手順が分かるように描くつもりが、「まあ推薦している技法書を見れば分かるし、そこまでしなくてもいいか...」と。あと、原作漫画が「週刊少年サンデー」連載だと初めて知った。