足長クジラの落書き帳

drawings by long-legged whale

スケッチ(11/29-12/05)

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 B・ホガース『ダイナミック美術解剖』を読み終えました。作例の模写(後半の写真4枚)を見てもらえば分かるように、描写方法が「ハンプトン本」とよく似ています。実際、アナトミー関連の内容はほぼすべて「ハンプトン本」に消化吸収(というか継承)されていますね。

 また、第3章「奥行きのある人体の描き方」では 短縮画法のポイントが9つ解説されています。一応、目次から抜き書きすると以下のような感じですが、どれも後発の技法書・解説書で普通に見かける内容です。原書の出版が1958年と古い解説書なので、当然といえば当然。

〈輪郭線の重なりで奥行きを表す/円筒形を短くする短縮法/関節の位置を決めて描く/形を大胆に圧縮する/奥行きを濃淡の調子で表す/肩を中心にした円運動/横向きの像に短縮法を当てはめる/遠近方で正確なプロポーションを割り出す/関節は手前になる部分の上に描く〉

 同著者の "Dynamic Wrinkles and Drapery" については、解説文をすべてPagesに打ち込んで機械翻訳まで済ませてあります(土日祝日を潰しました...)。今後、打ち込みミスや誤訳のチェックをしつつ読んでいく予定。全部で140ページほどなので、今年中に読み切りたいところ。