“Draw This” #25はこれで終了。今回は制限時間外での描き込みがないので、時間の長さに応じて情報量を増やしていく過程が分かりやすいかと思います。1分間=藍鉛筆でジェスチャー、2分間=鉛筆で陰影を追加、5分間以上=ボールペンで細部を追加。
ちなみに、余白に描いているのは、中国拳法の演舞大会(?)の動画を題材にしたジェスチャードローイング。ダンスやバレエや新体操もそうですが、体幹の強さによる身体バランスが重要な競技は、ジェスチャードローイングの題材としてとても面白いです。
クイックスケッチ用のノートを使っていますが、これもドローイングで余白に描いているのと同じジェスチャードローイング。動画を一時停止させて描いていますが、できるだけ1体に時間をかけず、次から次へとテンポ良く描いていくと気持ちいいです。
教科書で手法を理解したら、問題集で練習を繰り返す。手法を理解するための模写と、手法を身につけるための模写は別物。ここで言う練習とは、題材をそのまま「描き写す」ことではなく、理解した手法を使って題材を「描き直す」こと。