今月半ばから、クイックスケッチでYouTubeなど動画を題材に使う場合も、再生したままにするようにしました。そこで引っ掛かった姿勢や動き(ポーズやアクション)を、後で動画を一時停止しながら分析と確認をする。
先週の記事でも引用した〈見る→描く→足りないことを知る→知識やスキルを獲得する→見る→描く〉(『たてなか流クイックスケッチ』)というサイクルをグルグル回していく。インプットとアウトプットの螺旋ループ。
実際には、足りない知識やスキルはいくらでも出てくるので、言うほど順調にサイクルを回せるはずもなく、課題ばかりが山積みになっていくわけですが...。まあ焦っても仕方ないので、1つずつ潰していくしかありませんね。
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今週でコピー用紙A4サイズ500枚を使い切りました。片面しか使ってないものも含めて、大体2ヶ月半かかった計算になります。次はB4サイズ500枚。ジェスドロで何枚か使ってみましたが、やっぱり画面は大きい方がよいと実感。
そう言えば「コピー用紙500枚チャレンジ」なんて企画もありますね。ただ、経過&結果報告ブログ等を見るたびに思うんですよ。なぜ具体的な目標課題を設定しないのか?あれの本質は「数をこなす」という1点なので、漠然と取り組むと時間を浪費する可能性が大きく、非常にもったいない...。
例えば、「手を描けるようになる」という目標課題を設定して、そのために必要な知識と技術を調べ、それらを身に付けるための練習を「コピー用紙500枚チャレンジ」でこなす。コピー用紙500枚の裏表を、様々な練習方法で「手」を描いて埋めていけば、きっと「手が描けるようになる」と思うんですけどね。
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Procreate用の参考書として購入した『背景の描き方』ですが、〈背景を描くための基礎知識や基本的な考え方〉を解説した基礎編(最初の60ページほど)を読み終えました。内容的には(紹介されている練習方法も含めて)これまで取り組んできた技法書・解説書とだいたい同じですね。
背景関連本としては『風景デッサンの基本』『クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣』『ストーリーを語るドローイングの秘訣』なども持っているので、それらも参照しながら本書を進めています(当然、時間がかかる...)。
文章が熟れていなかったり言葉の使い方が厳密でなかったりと、気になる部分はありますが、絵の上達に関する考え方は賛同できるものばかり。残りの200ページ弱は実践編なので、Procreateも使って取り組んでいく予定です。