お絵描き好きの姪っ子や甥っ子の前でいい格好をしたい。そんな下心から絵の練習を始めようと思い立ち、2018年の春に『やさしい人物画』を手に取ってから早6年が経過。
たしか、『やさしい人物画』と同時に始めたポーズ集の模写が、残っている画像としては一番古いはず。6年間で「こんなに!」なのか、それとも「これだけ?」なのか...。
ただ、ターニングポイントになったのは、技法書の作例模写という安全地帯から抜け出して、街中でのクイックスケッチやオリジナルの落書きを始めたことだったと思う。
お絵描き好きの姪っ子や甥っ子の前でいい格好をしたい。そんな下心から絵の練習を始めようと思い立ち、2018年の春に『やさしい人物画』を手に取ってから早6年が経過。
たしか、『やさしい人物画』と同時に始めたポーズ集の模写が、残っている画像としては一番古いはず。6年間で「こんなに!」なのか、それとも「これだけ?」なのか...。
ただ、ターニングポイントになったのは、技法書の作例模写という安全地帯から抜け出して、街中でのクイックスケッチやオリジナルの落書きを始めたことだったと思う。
いつの間にか溜まっていた “GES DRAW PARTY” を6本。
絵が上手くなるコツは、「技術の習得には時間をかけて練習する必要がある」という当たり前の事実を受け入れることだと思う。もっとも、これは絵に限ったことではなく、技術全般に言えることだけれど...。
たかが技法書1冊まるごと模写した程度で、「上手く描けるはず」なんて思ってしまうから、結果が出るまで練習が続かない。一応、誤解のないように一言だけ断っておくと、模写と練習はまったくの別物。
久しぶりに “GES DRAW PARTY” を2本、それから落書きを1枚。薄手のクロッキー帳から厚手のスケッチブックに変えたので、ペン先の感触やインクの乗り方がぜんぜん違い、描き上げた後も残る若干のモヤモヤ...。
例年通りモチベーション低下の時期...というよりもむしろ、意識が別方面に向いてしまっいる感じ。
今回も上から目線のお節介を少し...。
Amazonのレビューから感じるのは、次から次へと新しい技法書に手を出す人は作例の模写が目的になっているのでは?ということ。あなたが身に付けたいのは、作例をコピーする技術、自力で人体を描く技術、どっち?
技法書で人体の「描き方」を理解できても、その「描き方」をしっかりと身に付けるためには、作例の模写をいくら繰り返してもダメ。その「描き方」を使って作例以外の題材を描く、という練習を繰り返さないといけない。
作例の模写は単純作業だから楽なんだけど、結果的に遠回りになってしまう。もしも技法書で人体の「描き方」を理解できたなら、作例ではなく好きな漫画やアニメのキャラを題材に練習する方が、モチベも保てて一石二鳥。